なかよし

映画:フィッシュマンズのなかよしのレビュー・感想・評価

映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)
3.8
ただ音楽が好きで、それだけなのに、売れないと生きていけず、売れるには音楽だけじゃダメで(メディア対応等)。味方であるはずのメンバーの脱退を繰り返し、それでもその度にやりたい音楽を追求し続けた佐藤伸治。彼の映像も挟み込まれるが基本的には周辺人物へのインタビューで彼の存在が浮かび上がるような仕組みになっている。死んでしまった方には口はなし、ということで彼が本当に考えていたことは分からない。それでも彼の人生をなにも知らなかった私がこの3時間で喪失感を感じるほどには哀しい作りだった。
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