薄曇りの平日。窓を閉めきった部屋でFMラジオを聴いていた私。何故その日仕事を休んでいたのか覚えてませんが、運命だったんでしょう。名前も知らないバンドマンが新アルバムのプロモーションのためゲストでヘラヘラ喋ってました。そしてその後、MC紹介で流れてきた彼らの曲が「ナイト・クルージング」「ベイビー・ブルー」
衝撃でした。
ぴんと張り詰めた静寂のうえに紡がれた音とでも言えば良いのか?圧倒的に他とは異なる、この世ではないような浮遊感漂うリズム&メロディがループする世界。それが私とフィッシュマンズとの出会いでした。
1番好きな曲「なんてったの」終わりからのタイトルバック「Fishmans」。あぁ、苦いあの頃にスッと戻ってしまう。数少ない心の殿堂入りミュージシャンを振り返る記録映画というだけで満点(o´ｪ`o)。
