「映画として何を伝えたいのか」が終始ぼやけていた。ないのかもしれない。
なんの面白みのない映像の中で関係者たちが昔話をする、それ以上でも以下でもない作りになってしまっていた。ライブ映像がしっかり流れ…
このレビューはネタバレを含みます
最初のレコーディングの開放感からどんどん閉じていく感覚が辛いけど、その閉じていく感覚の原因がなんなのか、関係者のインタビューで空白を埋めていってるような構成。とにかく真摯に作られている映画。フィッシ…
>>続きを読む初日に舞台挨拶の回を鑑賞できたことは一生の思い出になるだろう。
仕事は休みを取り、この映画を観る前に発売された書籍、流れた映像、ラジオなど全て予習したうえで、何年も何年も追い続けたfishmans…
過去の映像の中で生きてる佐藤伸治の笑顔と跳ね方が屈託なくて羨ましくなった。その裏の努力と音楽愛と超熟思考。何かを大切にするということは、決してただ優しく扱うことではなくて、厳しさや身を削る苦しさをも…
>>続きを読む1度だけ、佐藤伸治のいるFishmansのライヴを日比谷野外音楽堂で観たことがあります。ちゃんと聴いたのは遅くて、あまりに評判が良すぎた『宇宙、日本、世田谷』が出たくらいでした。野音の客席は3分の2…
>>続きを読む監督が作家としての責任を放棄してダラダラと「それっぽい」映像を繋げただけの、バンドの作ってきた音楽へのリスペクトを欠いた3時間。生き残ったメンバーによる過去のファンに対する配慮を書いたコメントにも唖…
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©THE FISHMANS MOVIE 2021