エッシャー通りの赤いポストのせっちのレビュー・感想・評価

お前らの人生エキストラでいいのか！？立ち上がれ！という強いメッセージ性のある作品だった。本作に向けてワークショップを通じて集まった新人を起用したとのことで、内容ともオーバーラップしておりリアリティが凄かった。中盤までの紹介シーンはかなり長かったが、それでも最後の商店街シーンの熱量は凄まじかったな。

一方でスポンサー批判だったり大人の事情のあれこれを痛烈に風刺していて園監督の心の叫びのように思えた。