鳩の撃退法のkamakurahのレビュー・感想・評価

仕掛けの多い佐藤正午の原作をそのまま映画化できないだろうことはあらかじめ承知ながら、せめて、2冊をあっという間に読ませるスピード感と読後の爽快感くらいは体感させてほしかった。『カイジ』や古いヤクザ映画の風味は残念。藤原竜也、土屋太鳳、豊悦いずれも型通りで既視感彷彿ながら、西野七瀬がいい雰囲気を残して好印象。