"ソフトさきいか"ではなく、"硬いスルメイカ"のような作品。
アレコレ考えれば考えるほど面白いのでしょうが面倒くさくて、私は人の考察を読んでしまいました。
現実と創作の線引きはこちらに委ねられており、私は土屋太鳳さんがいるシーンだけが現実であり、他のシーンはかなり創作が入っていると解釈しました。
面白いと思ったのは、"まえだ"に一万円を借りにくる義理の姉を坂井真紀さんが演じていたこと。これも人の考察でわかったことでしたが、私はそれにより、津田の小説の出来事がかなり混ざっていると思うようになったのでした。