このレビューはネタバレを含みます
設定がとにかく好き。
小説家自身が巻き込まれた出来事を、脚色してるのかそのまま書いてるのかで作品を進行形で作っていく。
どれが創作でどれが現実なのか。
編集者さんが、やっぱりあの小説は津田が実体験を書いているんだ!って取材をして気づいていくシーンが好き笑
複雑に絡み合ってて、最初から追いつくのに必死だっけど、最後は円で繋がっていって。
偽札の三万円あんなうまく回ってきてるの笑う。
失踪事件の奥さん、あんたの度胸がすごいよ。
あなたの子よ、は無理無理。
お母さんが引きずられるのを見る娘が不憫すぎる…
ピーターパンって原作にああいうシーンあるんだ。
大きくゆっくり拍手してみるっていうの意外と有効なのかも。何?ってなるもんね。
出会い方を変えることができるのか、小説家はっていうの好き。
最後にタイトルも決まって、まとまりが良い〜