銀幕短評(#610)
「茜色に焼かれる」
2021年、日本。2時間24分。
総合評価 27点。まあでも 17点でもいいや。
この映画はなにがいいたいんだろう、と思う映画は世にたくさんあるが、ほんとうに何をいいたいんだろうと思う映画でも この映画ほどではない。
またまた平均点(3.9)にだまされましたとさ。尾野真千子は好きな女優さんですが、この映画では 芝居がちょっとしつこかったですね。なにせ上映時間がしつこいから。監督がへたなんだな。とともに ひどい脚本だなあ、と思ったら同監督脚本でした。肝心のシーンにクロマキーをべったり使うのも馬鹿にしている。ただ、ケイ役の片山友希さんが好きになりましたよ。
わたしの本棚については、「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」84点 の回に書きました。