愛とお金、生と死、男と女。
ずっとずっとずっと、多かれ少なかれみんなこいつらにひきずりまわされて苦しめられてる。
中盤から後半、ずっと泣いてる状態になったが、ラストシーンだけ趣が急に変わりぎょっとする。
また、多分この映画で一番重要なシーン、なんでそこ合成にしてん、というカットが続き、クロマキー、、と思い冷めてしまったのだが、石井裕也監督っていつもそういう違和感をぶち込んでくるので苦手だった、とはっとした。
正直そのシーン以降集中力をすっかりなくし、ぼんやりしてしまったのであった。
いやしかし、クロマキーでもあの表情を出せる尾野真千子の凄さ。
持つべきものは同性の友人であるし、一緒に、いや自分よりも怒ってくれる人の存在のあるなしで、いろんなことが違うよな、と深く思う。
