重めの日本映画選びがち。
希望の光がちらついては消える。
まぁ頑張りましょ、っていう良子の、
諦めというか、悟りというか、祈りというか、なんとも言えない表情で発せられる言葉。
この映画は尾野真千子ありき。
まっすぐな息子、純平もよかった。
オダギリジョー、すぐいなくなるけど存在感あったな。
永瀬正敏の店長いい人だった。
マスクに意味があるか誰も分からないけど、するでしょ、それと生きる事は一緒、みたいなセリフ、悲しいけど納得しちゃう。
自分を守るはずのルールに苦しめられたり、
正直、そんな頑固にならなくても、もっと器用にやることもできるだろうに、とも思うけど、この親子には幸せになってほしい。
生きる目的を見つける事は難しくても、この人と生きたいと思える人がいることは救い。