2021年の夏頃、函館シネマアイリスで観ました。
いつもスカスカなミニシアターなのに、密を避けるため、座れない席が作ってありましたよ。
つまり、コロナ禍真っ只中に、制作され公開された映画です。
時代設定も、まさしくコロナ禍まっただなか。
「コロナ禍って当時どうしてだったんけ〜」と振り返える時、引用されそう。
だいたい登場人物マスクしている方が多いです。
あの透明なアクリルマスク、
後世の人が見たら不思議な感覚を覚えるのではないでしょうか。
いつの時代も、理不尽な目に合う人は多くいて、辛い。
主人公親子もそうだけれど、同僚のケイさんも。
それでも、主人公親子は生きていく。
主人公のプライドを持った生き方に励まされました。
夕日のなか、自転車に2人乗りしている場面は、日本映画史に残る名シーンでした。