尾野真千子さんの演じる母は、いつも「いろんな形の母性」を突きつけてきます。
母の「まあ 頑張りましょう」は、生きる事への励ましではなく、諦めの呪文にも聞こえました。
『貧しさ』ゆえに、人のココロは蝕…
Fan's Voiceさん試写会にて。
とある方に金魚のフンの如くついていきました🤣
ありがとうごぜぇます🥺
もうのっけから池袋上級国民暴走事故を彷彿とさせられ、怒りに震える。
それを皮切りに次々…
石井監督が「今こそ公開したい映画」というだけの熱を感じられる作品だった。
最初から最後まで「理不尽」
生きていく上で逃れられない差別や資本主義社会の歪な汚れきった部分を嫌というほど見せつけられる。…
"まぁ、がんばっていきましょ"
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コロナ禍の現世からも目を背けず、いまの日本の鬱屈とした空気をありありと描き出した石井裕也監督の意欲作。
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正しさを口実に強い者は弱い者を叩き、弱い者はさ…
久しぶりに心をガツンと殴られるような作品に出会った。
夫を交通事故で失いシングルマザーとして中学生の息子を育てる良子。
しかし、世間はそんな2人に理不尽にも冷たい。
行き場の無い怒りを胸に秘めながら…
このレビューはネタバレを含みます
渋谷伝承ホールでの最速試写会。
コロナ禍、緊急事態宣言中での試写会は初めて。当初中止の案内が来ていたが、急遽人数制限のあるホールでの開催がギリギリで通知。有難いです。判断有難う御座います。
私は尾野…
世の中には理不尽な事が溢れていて、それでも折り合いをつけて人は生きていくんだよね。そんな不条理な出来事が次から次へと主人公達へ襲いかかっていくので観ていて辛くなるけれど、登場するエピソード全てがここ…
>>続きを読む試写にて。
主人公親子は交通事故の被害者遺族。主人公はコロナ禍で仕事を失い、バイトをして生計を立てている。理不尽な社会への憤りを抱えながら、生きていく2人の行く末とは。
実際の事件を想起させ、監…
他人の命を奪いながら謝罪すらせず保身に走る人
心配する振りをしながら辛い状況につけこむゲスい人
とにかく理不尽がてんこ盛り
ここまで不幸なのに、それでも生きていく決意、逞しさに溢れている
彼女の支え…
命を奪ったとしても決して謝らない加害者。コロナ禍でより一層浮き彫りになった格差。いまを生きる私たちが日々感じているやり場のない憤りをこの映画は体現してくれた。尾野真千子さんの怒りに震える演技には観客…
>>続きを読む©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ