面白いドキュメンタリーだった。
文化人類学って分類されると思うけど、アボリジニやパタゴニアなどの原住民との触れ合いを振り返るところは共感した。
上質な映画だと思うし、こういった独自の文明がなくなり、…
このレビューはネタバレを含みます
小説家ブルース・チャトウィンの足跡を親交のあったヘルツォーク監督が辿るものなのだが、伝記映画とはだいぶ違う感じで割とずっと喋ってる。
それゆえ、映像としての強度が生まれたのは、クライミングのシーン(…
いつまでもあると思うなミニシアター。
映画館が自分のような者でなくて、いかに大多数の普通の人らに支えられていたのかをコロナ禍でまざまざと見せつけられる。
チャトウィンの足跡を辿るヘルツォークの思い出…
閉館前に岩波ホールに行きたくて、最後のロードショーを鑑賞。
結局、ブルース・チャトウィンのことは著作を読まないとよくわからない。本作ではむしろ、劇中で紹介されたヴェルナー・ヘルツォーク監督の過去作…
『歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡』鑑賞 @岩波ホール。“神話”を旅したと言われる伝説の作家の足跡を辿る。それはヴェルナー・ヘルツォークのノマド思想を重ねた文化論でもあった。初めて訪れた…
>>続きを読む#97
作家ブルース・チャトウィンの評伝映画だと思って観に行ったのだが、あとになって印象に残ったのは、ヘルツォークのユニークなドキュメンタリ映画のことばかりで、これは、要するに、「ヘルツォーク入門」…