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悪い奴ほどよく眠るのTheylivebynightのレビュー・感想・評価

悪い奴ほどよく眠る(1960年製作の映画)
3.9
結婚式、ひとことも発さない三船。怪しい招待客。だが、観客に背景を教えてくれるために存在する記者たち。以降、退屈はしないが、大きなピークがなく、何かが残るかというと、そうでもない。私腹を肥やすのはダメだなんて当たり前のことが、いつのまにか日本では当たり前じゃなくなっていることを、昨今のニュースを見て想起するくらいだが、それはどうでもよい話だ。香川京子の清廉さ、加藤武の生々しさはよかった。

汚職の罪を着せられて自殺した父の復讐のため、息子は戸籍を偽って首謀者の秘書となり、娘と結婚し、死の真相を掴む。一人ずつ白状させ、黒幕に迫るが、正体を見破られ、逆に殺される。
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