出だしの結婚式のシーンは語られすぎることもあり、期待しすぎていた部分あった。だから、それほど、上手だとは思えない。
映画的ファンタジーが強すぎて、あそこに記者がどうどうといることに、違和感があって入っていけなかった。
出席者に紛れて記者がいることにすればいいのにと思った。
あれだけ、参列者がいるから、何人かぐらい金で買うこともできたんじゃないかな?それぐらいのファンタジーならよかったかなぁ。
でも絵的には面白いから、やっぱいいか。
でも、それにしても、やはりこの映画はすごいと思う。あの終わり方。描かないということの怖さ。
まっすぐに、出来事を展開していく、映画監督としての描写力。
語られる枠の外にもしっかり物語がみえて、ひとつの短編小説を読んでるようで、観終わったあとの、あのタイトルで、唸ってしまった。