キットカットガール

同僚とのキットカットガールのレビュー・感想・評価

同僚と(2014年製作の映画)
3.5
「障害者」とラベリングして、ステレオタイプで片付けてしまうのは、考える事・知る事から逃げている証。私事だが、身体障害ではなく精神疾患(うつ病等)を患う者として、共感できる部分が多くあった(とはいえ、私とは比にならない苦労があるのは明白だが)。とにかく毎日が課題の連続で、どんな小さな事でも当事者にとっては「頑張った事」になるし、他人と比較したところで自分には何もプラスに働かないと彼同様経験から気づいた。つまり、障害は多いけれど、その分誰よりも一つ一つの行為に真剣に向き合っている事になるし、成功体験も多くなる。

メモ:
「喪失への恐れは暗黒面につながる」
『スターウォーズ エピソード3』より(孫引き)