ぴーと

ファイナル・デッド・ツアーのぴーとのレビュー・感想・評価

3.0
「ゾンビパニック?はまだ始まらんのか~?テンポ悪いなぁ~…」って思いながら観てたらゾンビじゃないのか…?で、途中からなんか不思議におもしろくなりそうな気配をかもし出してきたと思ったらもったいない方向に落ちていく~。
たぶんよくわからんあの「これ実話なんです~」みたいなのがいらなかったんだと思う…。

ゾンビだったらそっから景色が一変して生き残りをかけたパニックに突入するようなところから持ち直してのバンドがツアーを巡るロードムービーへと向かう良い違和感があってバンドのメンバーもそれぞれ個性的にへなちょこでいい感じ、主人公のジュディが絶妙にかわいい。

普段もMCもたどたどしいマックスがいざ曲が始まると人が変わるようなバンドのライブシーンも良いんだけどドラムだけがやけに小さく聞こえる不自然な音のバランスが気になってしまう。

ファイナルだとかデッドとかいかにもな邦題をつけられてるけども原題だと『Uncle Peckerhead』でPeckerheadは劇中で”変人”の意味だって言ってたしゾンビみたいなモンスターになるペックおじさんのことを指しているんだね…ん?…おじさん…変人…原題だとタイトル『変なおじさん』ってことじゃないか!
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