ファイナル・デッド・ツアーのtskのネタバレレビュー・内容・結末

娯楽映画としてちょうど良かった。
前情報ゼロだったからゾンビものなのかと思ったら、一日一回食人鬼に変身してしまうおじさんとの売れないバンドの奇妙なツアーの話だった。
食人鬼になるのを除けば良いおじさんだし、最初はなんとなく噛み合わなかったけど段々親交を深めていくところもたしかに青春映画っぽくて良かった。
とはいえ、やっぱりおじさんが殺してる数は尋常ではなく、嘘もついていたし、後半は脅しに来てもいるので一緒にはいられないのも無理はない……。
最後どう決着つけるんだろう、それを乗り越えておじさんを仲間として受け入れていくのかな？あるいは捕まったおじさんの罪を軽くする手助けくらいはするのかな、と思ったらばっさり切り捨てて無情。でもラストの曲とタイマー、歓声が悲鳴に変わっていく演出が好きだったのでオチとしても良かった気がする。
作中曲好き。