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ブラックボックス:音声分析捜査のndntmtkのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

Filmarks試写会にて鑑賞させていただきました。
普段サスペンス映画(しかもフランスの)を自主的に選んで観るのはあまりないけれど、次々現れる不穏な伏線と今回の軸となる『音』世界に没入しっぱなしの2時間強、そして余韻が観終えた数時間後の今もまだまだ…
怖いという感情ではないけれど、中盤と終盤それぞれマチューがポロックの家に侵入、正義と命をかけて重大な証拠を手に入れるシーンは、ゾクゾク震えが止まらず。そしてポロックも命をかけてマチューに手綱を託していたと知ったときには…ラスト30分はそんなバラ巻かれたヒント回収(されてない項目もあったけど)の展開とスピード感、追い詰められた上での爽快感がほんとに凄かった。
ノエミの美しさとミステリアスさ、レニエ局長も渋くて人情があって好きなキャラクター。
音に繊細かつ過敏に反応するマチューにからだごと同期されたような感覚は、やはり映画館で観られて良かったな。
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