音声分析ネタ自体は様々な作品で扱われていますが、そこをメインに持ってきて展開するのはあまり例をみないのでかなりの期待してましたが、結果としてはまずまずだったかなと。
音声分析主題な作品だけあって音響面での表現は良かったですが、序盤以降、音声分析官の設定があまり活かされない上にそれがずっと続いて、結果としてオチも音声分析とは関係ないところでつくのはかなり残念でした。
道中の説明も少なく各所の関係性や目的もハッキリせずなのもなんだかなぁという感じ。
あと飛行機落ちるところ、もっと描かれると嬉しかったな(パニック映画好きなので)。
悪口が多くなりましたが、先述の通り音響面での表現はかなり良いのでそれだけでも劇場に行く価値あると思いますし、全編に渡って緊迫感があったのは良かったと思います。加えてフランス映画独特のお洒落な雰囲気もあったので刺さる人は多いのかなとも思います。
