最初から最後まで、失速することなくハラハラしどおしの映画だった。とても面白かったが、後味の苦いやるせないエンディング。
「新しい技術が生まれると、必ず新たな事故が生まれるんだ」みたいな主人公のセリフが印象に残った。
これからますます空中を飛び交う電波は増え、想像もつかないような新しい事故や犯罪が当たり前になっていくんだろう。(飛び交う電波がもし見えたら、夥しい数に卒倒しそう)
そして不可抗力を装った犯罪が増え、犯罪の質も変わっていくような気がする。
音に関しては、フランス語を聞き取ることができればより楽しめたのかも。あと「音だけで真実を暴け」というキャッチは『ギルティ』のほうが合ってるような。
それにしてもシャンテのスクリーン3の字幕の見辛さったらないよね。昔は字幕が縦書きだったから問題なかったんだろうけど。