Yellowman

ブラックボックス:音声分析捜査のYellowmanのレビュー・感想・評価

4.3
音というマクガフィン

これは、傑作。久々に最初から最後まで、没入してしまった。音声を巡ってストーリーの起伏が激しく展開して、終始ハラハラドキドキ。フランス発最新型サスペンス。

フランスのBEA(民間航空事故調査局)の音声分析官のマチューは、日々、ブラックボックス(飛行データと操縦室の会話と音声を記録するために航空機に搭載されている装置)の音声の解析に追われていた。人一倍、責任感が強く完璧主義者の為、直属の上司ポロックとも、摩擦が生じていた。
ある日、ヨーロピアン航空の最新型機がアルプスに墜落し、乗務員、乗客316人が全員死亡という大惨事が起こる。マチューは、自分が担当すると思いきや、上司ポロックから外される事に。数日後ポロックが謎の失踪を遂げ、マチューが引き継ぐ事になり、この事をきっかけに、私生活も破綻するほどの事故究明の音声を巡り、何か大きな力が存在している事に気づいていくのだが・・・
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