このレビューはネタバレを含みます
目が良くないのでパイロットにはなれなかった主人公。
でもブラックボックスの魅力を知り、音声分析官となる。
それはもうブラックボックスに取り憑かれているんじゃないのかレベルで、ここまで追っていくか?!という状態。
でもそこまでして追わなければ真相は闇の中になってしまったし、先輩社員もそんな彼の能力と執着心を信じていたからこそ決定的な物証を残してくれていた。
だけれども!
最後スカッとすると同時に「やっぱりダメやったかー!!」というため息が漏れてしまった。
事件以降険悪ムードになっていたけれど、違和感に気が付いて「もっと早くにあなたの言葉に耳を貸せば良かった」と言う奥さんと「愛している」と電話越しに伝えることができた主人公。
無事に再会して欲しかった。
本当に本当にそう願った。
けれども飛行機事故と同様に車の機能妨害で事故らされて…。
ああもう…なんで。
途中、以前の解析ミス?が出たりしたから単に狂気に駆られているだけなのかとかも感じて、もはや誰を信じたら良いの状態になるのもドキドキさせられた。
耳栓常備しているのも、ああ音声分析を仕事とする人だから非常に耳が良いんだなってなる。
面白かったです。