このレビューはネタバレを含みます
もっと技術的な側面に話を振ったミステリーだと思ってたけど、微妙に思ってた感じとは違った。
最終的に主人公マチューの能力の高さと真実を追う姿勢がゴールに辿り着くけど、そこに至るまでは奥さん含めてマチューがまるで病んでいるかのような扱い。
人とのコミュニケーションに難があったのはわかるし、強引なところもあったけど、もう少し周りに味方がいれば違った結末になったのに…
全編を通して人の魅力を感じる場面というのがあまりなかったような気がするのも、結果につながる面があったのかもしれない。
どんな作品でも「このキャラクターいいな」って思う人がいるもんだけど…
敢えて言うなら中盤でマチューに手伝いを依頼されていた同僚くらいかな…
大切な人とどう向き合うか、誰を信じるか、というのは人生を左右することがあるのかもしれない。
