てるる

青い空、碧の海、真っ赤な大地のてるるのレビュー・感想・評価

4.0
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イスラーム映画祭にて。

インドは世界で1番映画を作ってます。
コロナ前は年に2000本近く作られていた。
何故それだけ多くの映画が作られるかというと、多言語・多民族・他宗教国家というのが理由の1つ。

この作品には、それこそ7言語ほどが使われているという。

それもそのはず、この映画は主人公カシが消えた恋人を探すために南インドから、再北東ともいえるナガランドを目指しバイクで旅するロードムービー。

雰囲気が「モーターサイクルダイアリーズ」に似てるなと思ってたら、やはり影響を受けているらしい。

カシが旅先で出会う様々な人々や文化。
そこには各地の歴史と、そこに生きる人々の想いが染み込んでいた。

何だかんだ井の中の蛙だったカシ。
なんなら彼女に対しては無神経すぎたのでは?

そんな彼も様々な人々との交流の中で成長していく。

序盤こそ
バイクいぇーい‎٩( ᐛ )و
サーフィンうぇーい( ✌︎'ω')✌︎
パリピうぇいうぇい(☝ ՞ਊ ՞)☝アゲアゲ

それがだんだんと差別や貧困、紛争などインドの闇を垣間見ることに。
途中めちゃくちゃ恐ろしいシーンもあり。
ラストは何とも言えぬ余韻が。

暗めなストーリーではあるけど、カシの親友スニのおかげで笑いどころもあり。
こんな友達いたら最高だよな。

主人公はドゥルカル・サルマーン。
「ウスタードホテル」の人か!
サーファー女子イシタ役の女優さん初めて観たけどめちゃくちゃ可愛かった。
Paloma monappaという方らしい。
てるる

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