インド映画好きだし、ドゥルカルくんが出てるなら見ておこうかくらいのノリだった。
はじめこそのんびりゆったり目で若者らしいロード・ムービーが楽しめるが、様々な土地に足を踏み入れるにつれ、その土地それぞれの問題がたちあらわれてくる。
※このあたりはぜひ公式パンフでルート図と併せて解説を読んでいただきたい。ナガランドやナクサライトなんて言葉すら知らなかった。
（もちろん、北東インド・ベンガル系・チベット系等のエキゾチックな女優さん達もたくさん登場！）
宗教やカースト、土地の権利を巡る争い、報復につぐ報復などで、人は存在するだけで憎しみを向けたり向けられたり、殺し合いを続けている。
そんな現実を見せつけられると悔しくて悲しくてどうしようもなくなるが、それでも生きていれば希望も必ずあると信じていたい。
