試写会にて観賞。
正直、観賞前は「神尾楓珠と山田杏奈だと話の割に少し綺麗すぎないかな」と思っていましたが、観賞後は配役の意味を理解できました。
このお二方で観られて本当に良かったです。
亮平と小野の存在が印象的でしたね。
純に対して最も優しかったのは亮平ですが、個人的には小野のキャラクターが好きです。
最も特別視していなかったのは彼じゃないかな。
もちろん行動を全肯定する訳ではありません。
ただ、もし自分がマイノリティな部分を持っていたら、そこを通さずに接してくれる小野は1人の友人として有難い存在だと思います。
他人事については改めて考えさせられました。
LGBTQに関わらず、自らがして来た行動や考えを現実に落とし込まないで、本質ではなく周りや場に合わせて意見を取り繕う人が沢山いる。
単純に苦手ですし、観ていて居心地が悪かった。
もしかしたら映画も他人事して観ているから感想や感動が生まれるのかもしれませんが、それでも「自分に嘘を付くこと」と「人を断片的に捉えて処理すること」は最低限したくないな。
紗枝の最後の決断が自分は分からなかったので、そこは色んな方のレビューを見ようと思います。
素晴らしい作品をありがとうございました。
山田杏奈さんと前田旺志郎さんFan!しました。
2人とも出演映画は全て観たいくらい好きです。
「発言を遮るな！」
