このレビューはネタバレを含みます
東京国際映画祭で！この映画、すごい好きだった。私も紗枝ちゃんと同じで、LGBTQ＋の人達のことを理解してる“つもり”だったんだなと気付かされた。私のジェンダーに対する意識は上京してから確実に変わって、関心も生まれて、今の自分は昔よりもずっとLGBTQ＋の人達に目を向けていると思うけど、でもきっと、完全な理解はしてあげられないんだなと純くんを見て切実に思った。（してあげるという言い方もとてもおこがましいのだけど）理解はできなくても、受け入れることはできるし、当事者を見る目や振る舞いを変える必要はないんだと、紗枝ちゃんや亮平が教えてくれた。今までエンタメを通してたくさんのLGBTQ＋に関する作品を観てきたけど、この作品が私的に1番、響いたというかハッとさせられた気がする。そして、主役の2人が大好きになった！神尾楓珠くんは純くんだったし、山田杏奈ちゃんは紗枝ちゃんだったなあ。
これは映画と関係ないけど、上映後の監督へのQ&Aで出た観客からの質問の中で、私が引っかかったことと同じところに監督も突っ込んでらっしゃったのですっきりしました（笑）
