せんとらる

彼女が好きなものはのせんとらるのレビュー・感想・評価

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)
4.7
愛のカタチは多種多様。

この作品では様々な愛を感じた。
家族愛、好きな人に対する愛、友情も一種の愛。

マイノリティと言われているゲイを題材に扱っているけど、そこの理解を深めようという映画ではない気がしました。

そこに対する意見も様々だと思う。どうして理解できない人、理解しているつもりな人。理解できない人に対して、分かってくれと言うのもおかしな話でもある。

自分自身、理解しているつもりだった、友達なんだから気にするなよ、って。
本人からしたらそんなに軽いことではないんだろうな。人生を左右するほどに悩んでるのかなって。

そして家族の愛。
もちろん親は孫の顔も見たいだろう。でもそれだけが幸せの全てではない。そう言う感覚がしました。親は偉大です。