個人じゃなくて、属性で相手を判別しちゃうのってあるあるだよな〜。自分もゲイの友人に対して、最初のうちは変に恐れていたりしたことを思い出す。
「複雑なことを無視して世界を簡単にしたくない」「理解できなくても想像したい」そうした台詞のひとつひとつが突き刺さる作品だった。
それから主人公が「女 エロ動画」で検索して、女性向けAVのサイトが出てしまうシーン。恐らく主人公は普段ゲイ向けのビデオを「男 エロ動画」で検索しているんだろう。ホモセクシャルの劣位性をうまく表現したシーンだなと思った。
そんなこんなを色々考えながら見てたけど、壇上のシーンでの子供たちの勇気には胸が熱くなった。みんなかっちょいい。特に亮平が終始かっちょいい。
クライマックス後のシーンも少しボリュームを持たせていて、ちゃんと全員の心情を回収してくれるのも良かった。
