このレビューはネタバレを含みます
『救いなし』『容赦なし』のPG12の鬼太郎映画！！
観れば、村ごと燃やし尽くしたくなるようなエグいストーリー。
6期鬼太郎の最大のテーマである『人間の醜悪さ』が存分に出た作品。
まだ観てない人への注意点
＊6期の1話か原作(墓場の鬼太郎もしくは鬼太郎誕生『ゲゲゲの鬼太郎収録』)を見ないと意味がわからない部分が出てくる可能性がある。
1，幽霊族が原作以上の酷い扱いを受けているので観るのかなり注意です。(非人道的)
2.近◯相◯の間接的描写が出てきます。無理矢理されるシーンが一瞬出てきます。
3.女性も子どももなんの躊躇いもなく死にます。
4.時代背景も踏まえて、戦争の描写が頻繁に、生々しく出てきます。戦争系が苦手な人は注意してください。
5.死に方がなかなかグロいです。グロゴア描写苦手な人は観れないかもしれない。
以上を踏まえて、良かったところ。
・変に救いのあるハッピーエンドにしなかったこと。
・バトルシーンを含めた全編の作画が良いこと。
・血がいっぱい出てきたところ。
感想
終始心が締め付けられるような苦しいシーンがたくさんあったけど、それ以上に原作に対する製作陣の情熱やエネルギーを感じた。水木の人間としての弱さと強さ、両面性を描けてたのもすごく良かった。
最後に水木と鬼太郎の父の関係性を知れたこと、鬼太郎を育てる決意を決めた瞬間を見れたことが個人的にすごく嬉しかった。
来場者特典も凄く心がぎゅうっとなりました。全2種類コンプしたい。
面白かったので、2回目観に行きます！！
