このレビューはネタバレを含みます
聖地の一つである調布で鑑賞しました。
「特典がいい！」と見かけるのですが、いただけなかったので、もう無いのか、と少し残念なのと共に、鬼太郎がそれだけ愛されてるということがとても嬉しかったです。
僕の人生には水木作品が欠かせない要素の一つなのですが、あぁまだこんなに気持ち悪くて怖い（恐い）作品が見れるのかとニヤニヤしてしまいました。
ビジュアルを余裕で置いていくくらいの村文化や資本主義思想、戦中〜戦後の日本の醜さをここまで胸糞悪く描けるか、、と。第六期の鬼太郎は個人的には爽やかなイメージだったので、かなり面食らいました。
ここで見かけましたが、『総員玉砕せよ！』を読み直してから行ってよかったです。
鬼太郎の正史とは若干異なるエンドではありましたが、墓場鬼太郎や鬼太郎誕生からよくこれだけ話を膨らませられたなというのと、やはり見せてくれてありがとうという気持ちが強いです。
やっぱ父さん強いっすね。
何より、最後の目玉おやじのセリフ、メタにも聴こえて涙腺ぶっ壊れました。
