月子映画ムーンライトはいいぞ

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎の月子映画ムーンライトはいいぞのネタバレレビュー・内容・結末

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

Twitterでバズってるのを見て、期待して行ったので、ちょっと?でした。
元々鬼太郎が好きで、親父と水木の関係に萌えてる人にとっては、公式から投下された分厚い同人誌のように見えるのだと思います。
期待しすぎるから、あんまり誇張した書き方はやめてほしいなあと思いました(笑)

私は映画を構成分析しながら観るクセがついているので、ごちゃごちゃ要素が多くてあんまり綺麗な脚本じゃないなー、特に狂骨の辺り、情報が整理されてないよと思ってしまったのですが、ハマってる友人によれば、世界にたった1人の生き残りかもしれなくても、妻を探す親父と、戦争で自分にも日本にも絶望したすれた水木が出会うところがいいらしく、そう言われればそうだなーと思ったので、それならいっそそこにぐっとフォーカスして作って欲しかったです。
おそらく書いてる人はキラーフレーズだと思ってる「わしは諦めが悪くてね。わしの相棒も」とかも「いつ相棒になったの!?」でしたし「おまえが生きる未来を見てみたくなった」も「いつそんなに仲良くなった!?」だったので…もっと相棒になるまでの過程を丁寧に書いてくれよ。さては一回酒飲んだら仲良くなると思ってる陽キャが書いたな?(笑)

ただ、いったん記憶喪失になって、墓場鬼太郎に続くエンドロール(墓場鬼太郎1話は予習していった)はとても良かったですね。
因習村なら因習村、バディならバディ、どっちかに絞ってピリッとした話にしてほしかった。

ただ、いっぱい要素が入ってると、タイパ世代はお得と感じるのかもなーとも思いました。どうなんだろー