記録です。
多分ホラーだろうと思って見に行ったのだけど、しっかりホラーで安心！鬼太郎は子どもの時にテレビでやってるやつ少し見てたくらい。横溝的世界観をあちらとは反対側に進んでいく前半と、ファンタジーな後半の2部構成。恐らく戦没者に見立てたのであろう怨念に対して残されたものたちが果たすべき責任を対立概念の相剋を通して描くという点ではゴジマイよりも反戦映画になっていたように思った。妖怪ミステリーな感じで物語が進むのかと思いきや、鬼太郎らしくバトルシーンもあって、劇画的？な朧げなタッチでのバトルはカッコよかったし迫力があった。あの下駄ってあんな強かったんだ😂ホラー感は普通に休日朝に流せる程度のものではあったけれど、目玉親父が主役だから意識したのか目ん玉ポロリなグロシーンは2箇所くらいあった。序盤で髪の毛の靡く方向性を2カット使ってまで捉える演出でしっかりしている映画だなーと思って見ていたけれど、その後はダイジェスト的というかファスト的というか情報の羅列感が私には合わなかった。序盤のモンタージュで犯人は早いうちにわかるようになっていることを汲んだとしても矢継ぎ早に前半が流れ過ぎ、それまでのイザコザなり何なりはドアの開閉をもって蚊帳の外に置いたまま後半の進行が開始し、感情の直線性は持続させない作り。何を目指したかを考えると恐らく最高の結果を生み出しているので、仕事ができる映画なんだと思う。
書き殴ってるだけなのでコメント等スルーしてください🙏
