かなりちゃんと作られており伝えたいことが明確に表現されている
えぐめの表現がされているとXで見て興味を持ち見ましたが私にはむしろこのえぐめの表現や設定は意味のある表現や設定に感じたので逆に評価は高くなりました
戦後を描いた作品になりますが脚本的にも伝えたいことのテーマ性にしても優れているように感じました
確かに子供にはきつい表現かもしれません
しかし12歳にもなればもうこのような表現に近いことは嫌でもニュースで流れます
見せないことは優しさかもしれませんがこの映画に関してはちゃんと表現した事によって戦争の醜悪さや貧しさからの脱却や驕りからの倫理観の破綻などを理解できます
意味のある表現だと私は感じたし、戦中や戦後のことをしっかりと認識することこそがそれこそ先人や先祖の思いをつなぐことだと思います
今作の「御為ごかしは御為ごかしじゃ」というセリフが一番的確な言葉だと思います