アンブル

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎のアンブルのレビュー・感想・評価

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)
4.6
ねえーーーーーーーこういうバディ好きなんだよね………………どうすんの…………(頭抱える)ってなる一方、戦争は人の人生を壊す、何もかも。富裕層はお前らの人生マジ可哀想って言いながら利潤を得るために自分らの駒のように人の命を弄ぶ。尊厳なんかそこにはない。龍賀家の家父長制がゲロ吐くほど強くて途中気持ち悪くなった。女は子供を産むまたは快楽を与える物として扱われて、閉鎖的空間の田舎の村から外にも出られず女は男に養われて自立して働くことは許されないって考えで、それは舞台である昭和31年だからではないよね。今も政府が子どもたくさん産め〜〜!(圧)って言ってるしね。それに今でも田舎では女は男を支えるために家に入り子ども産んで育てよって自立せずに別に大学に行く必要もない、知識なんて必要ないって言われる。(小さい女の子もね)年代も関係するだろうけど年代が全てじゃない、昔はこう考えだった〜じゃなくていまだにこれあるよね。根強く残っている問題。
マジこんなのクソくらえ!て感じの2人が最後に「あなたの生きている未来が見たくなった」と思うこと、水木(キャラ)が家父長制や資本主義、利潤の沼から抜け出したあのとき、水木しげる(作者)最高だなって思った。搾取する側のマイノリティを踏みつけながら富を得た喜びを聞いてそこから抜け出したときのあそこのシーンまた見たい。あとあまり知らないから原作も読みたい。
幽霊族は昔から存在したこと、わしら(幽霊族)を見ようとしないだけとゲゲ郎が言ったこと、クィアネスぽい要素もあるなと思った。
アンブル

アンブル