このレビューはネタバレを含みます
思っていたより、ちゃんと不気味で禍々しい面白い映画だった。
時貞の遺影とか、三姉妹な所とか、強欲さとか、龍賀一族がそのまんま犬神家で面白かった。
みんな濃いキャラしてたんだけど、とくに長男の時麿がすごい。ビジュアルも情緒も最悪。
龍賀時貞のゲスでクズな所も良かった。イライラしながらどう決着をつけるかと見てたけど、水木の一撃にスカッとした。
ただ、鬼太郎の母がシクシク泣いてるだけなのがつらい。瀕死なのは分かるけど、なんとか見せ場をもらえませんかね。
悲しすぎるトキちゃんの言葉と、赤ちゃん鬼太郎を抱き上げる水木に、ちょっと泣きそうになった。
本当に水木は全部忘れてしまったのかな。
