このレビューはネタバレを含みます
一族の因習
妖怪要素
ミステリ
ホラー
戦争はクソ
人間はクソ&クソ&クソ……でも、それでも、やっぱり未来に希望を……
という感じで、全部盛りですごいです……
今作もそうですが、最近のアニメ映画は昭和とかの時代の空気感というのをテーマに沿いながら、描き出そうとしてるので、当時を生きていなかった者としてはありがたいです。
そういう作品が残っていくことで、後世にメッセージが伝わってくことは大切だと思います。
あと、単純にゲゲ郎と水木のタッグ良かったです。
水木も、根底に戦争があるせいだとはありますが、なんでも利用する……その場限りの嘘をつく……と割と善人ではない。でもゲゲ郎と心を通わせることで、戦争の時できなかった、大きな時代の畝、流れみたいなものに逆らうことができたんじゃないでしょうか。
「あんた、つまんないやつだぜ！」
反対にゲゲ郎も、そんな水木に希望を持ったからこそ生き残れたんだと思います。
「友よ…お主が生きる未来、この目で見てみとうなった」
面白かったです！
さよちゃん、不憫！
