このレビューはネタバレを含みます
食欲なくなるくらいしっかりおどろおどろしくて、鬱々としたストーリーだった
絵柄が子供向けアニメのそれだったので、もっと原作絵っぽくても好きかもと思って観てたけど、どんどん話が暗くなってくので、結局この絵柄が救いになった
沙代と水木が恋愛に発展しない感じもすごい切なかった どこまでいっても恋愛ごっこというか 沙代のほうは、普通になりたい一心だったのか いろいろな理由があるとしても、一番はふたりとも共通して「そういう気分になれない」のかなあ 時代のせいで 対照的に、幽霊族のつがいは深く愛し合っていた
狂骨は、社会に覆いかぶさる不特定多数の者たちの憂鬱だと思った 誰が言ったかもわからない、正しいかどうかもわからない、でも何となく「この国はだめだ」という負のムード それがかつては、敗戦だったのかな そしてこの意識は、一人の人間の中にある「理由はないけど悲しい、不安」という気持ちにも似ていると思う 狂骨は、一人ひとりの中にも在ると思った
戦場も社会も変わらないという点が強調されていた
目玉のおやじ、銀髪イケメンだったのね🥰
血の海で再会する夫婦は、悲しくも少し美しいとさえ感じました
今年最後の映画
旦那さんと行きました🌟