一丁目

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎の一丁目のネタバレレビュー・内容・結末

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

アニメ6期等全く見てないけど、面白いと噂なので見に行きました。
主人公が鬼太郎でも、目玉親父でもないんですね!
出世することに勤しむ血液銀行のサラリーマン水木が龍賀製薬の後継へいち早く駆けつけ、社長へ祝義をしに行く予定だったのだが、龍賀一族の当主に社長が任命されてしまう。さらには龍賀一族では凄惨な殺人事件も起こり、、?そこにはぐれた妻を探す鬼太郎の父、ゲゲ郎も来ていてお互いの目的が一致した二人は協力し。龍賀の闇を探ろうとする。

しっかり序盤から水木に焦点を当ててくれたので凄くみやすかったですね。鬼太郎という作品上、必ず事件は起こっても妖怪の仕業なのは分かりますが、沙代が妖怪を宿していたとはいえ、犯人だったというのは驚きでした。
沙代は味方かと思えば事件の中心で、でも被害者であり、切ない運命の子でした。。水木的にもあまり語らなかったけど、境遇は同じ戦地で利用される立場で本当に報われてほしい二人でしたね。。沙代かわいかった。。

そして幽霊族の血が龍賀製薬の作成するMの原材料という事実。桜の養分になっている光景は悲しかったですね。死闘の末、水木ゲゲ郎は無傷とは言えないけど、ゲゲ郎の妻も助かったので良かったですね。丁寧で面白い映画でした。
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