墓場鬼太郎というゲゲゲより前の作品を知っていると面白さは桁違いになる。
エンディングのモノクロイラストの絵のうまさが異常。
水木という名の男と、執筆者たる名の明かされない男が出てくるが2人ともモチーフは水木しげる本人だろう。多分。
勤め先の製薬会社のお偉方が死に、古く閉ざされた集落を訪れると次々と一族が殺される…という金田一的展開。後半は妖怪モノといっていいが前半は謎が明かされない(妖怪の仕業だからね)サスペンスだ。
何も知らないよりかは第二次世界大戦とその後の日本の歴史を知っていた方が楽しめる大人向けのアニメだと感じた。