高評価で評判の本作、アマプラで配信されたので早速鑑賞。
なるほど、横溝正史的ドロドロ感満載。
けど、これってちょっと水木しげるテイストとは違うよね。
水木作品の根っこに流れてる感覚は明るいニヒリズム。
「こりゃあたまらん...」だけど、どこかすっとぼけな解放感あるんだよ。
この作品には、それがちょっと足りない気がする。
水木しげるっていうより、「彼岸島」的エグさを感じてしまった。
水木漫画はけっこう読んでるほう。
「鬼太郎夜話」や「総員玉砕せよ!」も読んでる。
この作品もそこからエピ引っ張ってきてるよね。
ただ、繰り返しになるけど水木テイストで作られてないんだよね。
そこが気になってしまって、世の評判ほどには好きにはなれなかったな。
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