『ゲゲゲの鬼太郎』第6期の監督さんが、生前の目玉おやじ”ゲゲ郎”と、水木しげる本人の過去を封入させた鬼太郎の育ての親”水木”を主人公に、因習村での死闘を描いた『ゲゲゲの鬼太郎』前日譚
ゲゲ郎と水木のキャラ、ストーリーと色んな描写は、いつもより大人向けかつ誠実で文句なく良かったです
ただ要所要所で見られる東映アニメーションならではの稚拙な子供だまし描写だけが残念だった（基本的に本編の殆どはいいので、いいシーンの後に陳腐な描写…この繰り返しで脳が揺れました）
そしてクライマックスが来て「大体こんな感じだろう」と事前に予想してた通りのスタッフロールが流れるのだが、よくあるオタ向けのオマージュなどではなく思いのほか制作者が本気でスタッフロールに繋げてて、そして水木しげる本人の102年分の情報が脳内で花火のように炸裂して号泣してしまった。僕、仲いい人とかペットが死んでも哀しいだけで泣いたりしないので極めて珍しい涙で、自分でも戸惑いました
せっかくだから水木が鬼太郎を育てて別れるまでの続編を観たいね？
ブログに感想書きました（殆どが文句とスタッフロールについて）
https://gock221b.hatenablog.com/entry/2024/04/30/181459
