このレビューはネタバレを含みます
みんながグロい、グロいっていうので
結構身構えて観たんですが、そっちか。
人間の欲深さとか汚さとか
そういうグロテスクな部分を
生々しく描写していて
観ていて嫌な気持ちになりました。。
この映画が嫌いっていうことではなくて、
人の持つ気持ち悪い部分を
見せつけられるのは辛いものだった。
スプラッタ的なグロさは
アニメ映画だからか
小さい頃から見慣れた
水木しげるの絵だからなのか
そこまでウワッとはならなかった。
ていうか、エナドリとか強壮剤の中身が
人間とかそれに近いものを攫って
無理やり抜き取った血って
普通に嫌だ。。
(じゃあスッポンは?とか言われると
それは話が変わってくるからノーコメント)
ゲゲ郎、かっこいい。
同胞を傷つけた人間を恨みつつも
友達や家族の生きる未来のために
その身を挺して守る姿が泣かせる。
原作の墓場鬼太郎とは
また少し違った描き方だったけど
ラストシーンでまたほろりとする。
目玉の親父がいいお父さんだなって
好きになるような映画だったなあ。