このレビューはネタバレを含みます
面白いとの評判だったのでアマプラで鑑賞。
私が慣れ親しんだのは昭和の鬼太郎なので、
まず絵柄がしっくりこない。
と、いうかまず鬼太郎が出てこないので
外伝的な話だな、と思って観ることにする。
観るうちに”ゲゲ郎”が鬼太郎の父、
目玉の親父だという予想がつき、
”エピソード1”であることを理解する。
で、この作品は子供も観れるけれど
結構スプラッター描写があり、また戦争や政治、
権力者の横暴が絡むような、現在にも繋がってくる話で
大人の鑑賞にも耐える内容だった。
犬神家の一族的なサスペンスもいい。
オチが結構乱暴だなと思ったけれど
これはアニメだから許せる飛躍かな、と。
水木とゲゲ郎の関係や鬼太郎の誕生の秘話には
かなりグッと来て、エンディングで涙してしまいました。
なるほど、こういう話だったのかぁっていう部分で
感動したというか。
そして、また観たいと思わせるいい話、いいクオリティーでした!