きんぼう

SAS:反逆のブラックスワンのきんぼうのレビュー・感想・評価

SAS:反逆のブラックスワン(2021年製作の映画)
2.9
列車でダイハード

みんな大好きルビー・ローズ姐御がテロリストのボスのダイハードもの

「ドアマン」ではヒーロー役だったけど今回はラスボス!
「ドアマン」よりもカネ掛かってるし期待したけど微妙な作品でした

まず主人公がサイコパスっていう設定が中学生臭いし説得力がまるで無い
「サイコパス」っていうワードやそれっぽいエピソードをヒロインに無理矢理話させるんじゃなくて
情け容赦無い強さでサイコパスを演出して欲しかった
アクション演出がイマイチな所為で主人公が情け容赦無く強いっていうよりはテロリスト達がただのザコにしか見えないのでかなり残念な設定になってました
ケイシー・ライバックやマイク・バニングの方がこの映画の主人公の千億倍はサイコパスに見えたんで
ダイハードもののサイコパス主人公を勉強してください

ルビーローズがせっかくカッコいいのにサイコパスだのしょうもないセリフを言わせ無いで欲しい
アクションやキャラ設定はショボかったり滑ったりしてるけどストーリー全体は中々楽しめました
裏切り者やテロリスト達の脱出方法、ガス云々の話等
ストーリーのテンポも良かったし
これでアクションがしっかりしてたらかなりの良作になってたのに勿体無い映画でした

カッコいいルビーローズのダイハードが観たいなら「ドアマン」を観ましょう
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