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SAS:反逆のブラックスワンのカルピスのレビュー・感想・評価

SAS:反逆のブラックスワン(2021年製作の映画)
3.0
ルビー・ローズさんが主演か!
と思って期待してみたら、テロリストのリーダーで、いつも通り敵でした…残念。

ただ、主演のサム・ヒューアンさんよりは出番も多いし、物語のキーパーソンではあるからいいかな?
映画の序盤から出てきて、ローズさん演じるグレースと仲間達がテロ行為をするのか理由が分かるのですが、普通の映画ならそこで同情心が芽生えたりするが、本作は一切そんな事はなく。
彼女達の行いは少し正しいようで、全く正しくない。
何故なら彼女達の行いは正義のためではなく、自身が生き残るためと利益の為のテロなので、罰せられるべき存在として描かれている。

本作はダイハードみたいな限定された空間の中でのアクション映画として、懐かしいな〜と思いながら観れるけど、話全体としてはあまり正義の無い世界で、サムさん演じる主人公も、国の犬でしかなく、その国のイギリスもかなりブラックな国として描かれてるので、悪対悪の戦いに一般市民が巻き込まれてる感じですね。
かなり迷惑な話である

でも、アクションは斬新さは別にないけど、無難に銃撃戦や肉弾戦楽しめて、最後のローズさんとサムさんの戦いは凄かったです。
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