若秋

Firebird ファイアバードの若秋のレビュー・感想・評価

Firebird ファイアバード(2021年製作の映画)
3.5
仕方がないことだったのかもしれない。
現代からしたら理解が難しい、恋愛の在り方。
(同性愛特有の、「ずるさ」も垣間見えた。世間体を気にするとか、隠すとか、)

演じることは自分を殺してしまう。
涙を流しながら笑えてしまう。

「真実の愛」を密かに、厳かに、見守る人物もいる。見かけに寄らぬ。
演じるということは実に恐ろしく、実に優しく、実に逞しく、実に脆い。

登場人物全員が、誰かの為に、時代の為に、自分の為に、演じ抜き続けていた。
若秋

若秋