NHKのレギュラーテレビ番組「ダーウィンが来た！」の映画版第3弾。

地球に生息する200万種を超える海洋生物の中から約60種の海の生きもを紹介。
”さかなくん”と”ひげじい”がナレーションを務める。
メキシコカリブ海の200尾ものジンベイザメ、オーストラリアの海底を埋めつくす脱皮のために集結したクモガ二、アメリカのアリューシャン列島の海面を覆いつくす1000万羽のハシボソミズナギドリ、大発生したオキアミを食べるために集まった500頭ものザトウクジラなどの圧巻の映像で始まる。
続いて、アルゼンチンでのオタリオの子供を襲うシャチ、アメリカ南部の100万尾のボラの群れを襲うターポン、固い貝殻を砕いて身を食べるモンハナシャコ、空中からダイブして魚を捕食する褐色ペリカン、タイの口を開けたまま小魚を追い立てるカツオクジラ、海上を飛翔するトビウオ、ツボに貝で蓋して身を守るメジロダコ、粘膜でバリアを張って眠るハゲブダイ、光で敵を攪乱するヒカリキンメダイなど生き物たちの狩の世界が紹介される。
そして、霧多布岬のラッコ、フォークランド諸島のゼンツーペンギン、オーストラリアのアシカなどの親子が登場。
さらには有明海の干潟のトビハゼのキス、奄美大島のアマミホシゾラフグの幾何学的に作られた見事な恋の巣、アメリカのエイリアンフィッシュの大口比べ、カナダ東部のズキンアザラシの求愛行動でのズキン大きさ比べなど生き物たちの恋が描かれる。
続いて巨大な目をしたクロソコイワシ、光を放つクシクラゲ、巨大なダイオウイカ、目を引っ込むことができるカグラザメ、巨大なタカアシガニなど深海にすむディープな生き物たちが登場。
そしてグレートバリアリーフの二ザダイやアオウミガメの産卵、西表島のウミショウブの受粉、ゼンツーペンギンやヒメウミガメ、ズキンアザラシの危険がいっぱいの独り立ちが紹介される。
最後はお決まりの地球温暖化により住処が減少したホッキョクグマや海水温の上昇で死んだサンゴの死、海洋汚染など人類への警鐘で締めくくる。
エンドロール中も本編で紹介しきれなかった貴重な映像が流れ、最後まで楽しめる。　

2022.12　NHK Eテレで鑑賞

『さかなのこ』を観て以来、さかなクンさんへのリスペクトが止まらないので、NHKで放送してたのを鑑賞🌟
そしたらめちゃ面白い❣️
旦那さんと爆笑したり感動したりしながら、わいわい鑑賞できました✨

一番笑ったのはメジロダコの隠れ蓑術✨
あんなに大きな壺と貝を持ち運んでどうするの？と思ったら、ウツボに襲われそうな瞬間に、壺に貝で蓋までして隠れるのには笑った🤣
あとジェンツーペンギンの親子ダッシュは涙流して笑えるくらい可愛い😍
そしてシャコのパンチ力にはガクブル🥶
一回のパンチで蟹さんの脚をバラバラにしてしまう様子には、ロック様味を感じました👊💥笑
そして本作のMVPはアマミホシゾラフグ🐠💓
なんとも可愛いフォルムと、まるで微笑んでいるようなお口と、そして一生懸命にお家を作って、貝殻で飾り付けまでする様子には、完全に撃ち抜かれました🙈💓

海の世界は未知だからこそやっぱり楽しいなぁ(*´꒳`*)

• #みりぺでぃあ2023

2021-06-12記。
まるで地球外生命のような海のいきものたち。
何億年もの進化のたまものだと分かっていても、神が創造したもののように見える。
地球以外にも知的生命体はいると信じているが、それならばいつか海にも知的生命体が進化するのか。
そんなことを考えながら映像に浸った。
さかなクンがチョイ役なのが残念。
もはや売れっ子で忙しいのかな。