キモサベ

パトニー・スウォープのキモサベのレビュー・感想・評価

パトニー・スウォープ(1969年製作の映画)
3.6
監督であり、俳優であり、そしてあのロバート・ダウニー・Jrのお父さんでもあるロバート・ダウニーの監督作品 1969年の映画ですが、日本では2022年の公開となったそうです

舞台となる広告代理店、社長さんが急死したため成り行きで新社長に就任することとなったただ一人の黒人役員のパトニー・スウォープ
独創的?猥褻?破壊的?・・・過激な広告を次々とヒットさせてゆくのですが

解説などによりますと、ロバート・ダウニー監督はジム・ジャームッシュ、ポール・トーマス・アンダーソンなどにも影響を与え・・・って、与えないで下さいよ
それでなくても、自分たちのような凡人に理解が難しい映画が出てきちゃうんですから

というわけで、1回観たのですが何が面白いのか?
・・・仕方ないので、もう1度見返したんんです
・・・そしたら、おぼろげながら見えてきました
CMに見る白人社会と黒人社会の融合、国籍や素性の怪しい役員や取り巻きたち、子供大人した大統領(夫妻)の圧力、黒人社長に媚び売る白人たち・・・等々、当時のアメリカがどんな時代背景だったのか知りませんが、こういうのを風刺、ブラックなコメディというのでしょうか でも、“新しさ”だけはわかった気がしました
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